公認心理師資格について

 

本年9月15日に、公認心理師法が施行され、いよいよ心理職の国家資格がスタートしました。平成30年中に第一回の試験が実施され(日時未定)、公認心理師の一期生が誕生することになります。

 

当センターにおきましては、相談員等の心理専門職員は、公認心理師の資格を取得することを目指すこととします。

 

これまで、民間資格の臨床心理士等が文部科学省の後援を受けて、心理相談の現場で活躍してきましたが、「○○心理士」という資格名が乱立し、一般の方の混乱を招いてきました。「○○カウンセラー」についても同様です。

しかし国家資格になりますと、名称独占の規則に則り「心理師」が付く資格を名乗ることが法律違反となり、できなくなります。それだけ「心理師」の名称の重みが増すことになります。ようやく「医師」や「弁護士」に適用されるルールに近づくと考えられます。

 

差し当たりセンター長は、来春の現任者講習会を経て、第一回の公認心理師資格の取得を目指します(試験に合格しなくてはなりません……)。経過について、随時お知らせさせていただきます。