コロナと児童生徒の不登校・自殺増加の関連について

・コロナと児童生徒の不登校・自殺増加の関連について
子どもの自殺増加に対してコロナは間接要因ではあっても、直接要因ではないと思いますね。
コロナ禍の生活によって現代社会のいびつが露呈されただけでしょう。
大昔は今ほど精神疾患は多様でもなく多発もしていませんでした。
それは病にしろ自然災害にしろ偶発的事故にしろ「悲しいけど仕方がないことなので受け入れるしかない」という思想が一般的だったからです。
それを現代人は認めず無くそうとしてきました。
過剰コントロールのツケが回ってきている今です。
どんな困難に対しても一点を見過ぎず、時間軸を含めて大局的に捉え直すことをしないと、対処法を出せば出すほど、それ以上に「問題」は増え、いたちごっこになるでしょう。
極端な表現を用いれば「パラダイム・シフト」が求められているということです。
誰もそれに挑もうとはしないでしょうね。
(センター長からのメッセージより)