傾聴トレーニング、ここが違う!【参加者の声】

当センターが行う傾聴トレーニングは、他で実施されている講座とは違う特徴があります。

1 担当する講師は全員、当センター所属の臨床心理士です。
2 初級から、理論中心ではなく、“体験してみて解説を聞く”という、当センターオリジナル*の実践的カリキュラムです。 
 (*センター長の監修)
3 定員10人という、少人数による講座です。
4 初級で21時間、中級以上で35時間かけ、時間的にも充実したカリキュラムです。
5 目標に応じて、初級、中級、上級、専門の各コースが用意されています。
 (前コースの到達度によっては、次のコースに進めないことがあります)

臨床心理学を基礎とした実践的な研修であるため、家庭や職場での応用が可能になります。研修中の参加者の体験もその場で取り扱いますので、モチベーションや主体性が維持され、学習効果が期待できます。
※ 習得度には個人差があります。

<参加者の声>
・知識として知っていたことを体感して身でわかることができて、とても楽しかったです。参加者の方々とロールプレイやフィードバックなどを行うことで、今まで言われたことがないことをなどがあり、意外なことや言葉にしなくても伝わっているイメージなどがあることもわかり、気づきがありました。他者にどうかかわるかに気持ちがいくことが多いのですが、自分はどう感じるのかを見つめる時間の大切さを感じました。個人的なアドバイスもいただき、ありがとうございました。(30代女性)
・ロジャーズの3原則の共感的理解と自己一致を完全に誤解していたことに気づきました。相手と全く同じ気持ちに心からなれることが、こころが寄り添うことだと思っていました。自己一致をしながら自分の心や気持ちももとうとすると、相手に批判的になりやすい気がしてならず、その上で受容することは大変だなと思いました。その点は、これから自分が模索するところかなと思っています。それができれば、相手と自分との間に境界線を引くことができるようになるのかなと思いました。(40代女性)
・ロールプレイ体験を通して、自分のその時の感情によって変わる声のトーンなどで、聴く側も話す側も、メッセージの意味が変わってきてしまうことに気づきました。相手の話に自分の価値観を入れて受け止めようとしてしまうと、本当の傾聴とはかけ離れてしまいます。聞いてもらう立場を実践した時には、共感してもらえた安心感や、聞き手が自分に関心があるということが伝わる喜びを体験しました。講座を通して自分が感じたことは、今後、傾聴の姿勢を身に着けていく上で必要なことだと、あらためて気がつきました。(50代女性)

傾聴初級場面
初級第1期、実施中の一場面

傾聴修了書贈呈場面
センター長より修了証授与

注 「次のコースの受講は前コース修了後1年以内に」との記載をしておりましたが、それを「2年以内に」に改めます。