『助けて!私は子どもを虐待したくない』

「かすれた声」は、わが子をうまく愛せない親たちのなかにもあることに気づいた。

虐待者を見る社会の目に映るものは、虐待をしてしまう親たちの深い心とはひどくかけ離れている。

そのため、彼らの「助けてください」のサインは見落とされてしまう。

『助けて!私は子どもを虐待したくない』より(p12)

長谷川 博一/著