ひとことメッセージ

『「わが子」の気持ちが分からない!』

子どもの気持ちを知ることができたら、その気持ちを加工することなく、そのまま親自身の心の箱にしまっておくことができるでしょうか。

先回りするように手助けや助言、注意をしたくなるのは、子どものことを信頼できていないからです。

そんな親なりの愛情からくる行為であっても、それは、子どもにとってはストレスとなり、自己防衛のために気持ちを隠したり、頑なな態度をとるしかなくなったのでしょうね。

「子どもの気持ちが分からない」という不安は、子どもの自己解決能力への信頼欠如がもたらすものです。そしてそれは、親自身の自信のなさが子どもの上に映し出されたものでもあります。

つまり、信頼してもらえなかった子ども時代にルーツをもつのです。

根深いものは、あれこれ悩むより、やってみること。心にカラの入れ物を用意して、サングラスを外して穏やかに寄り添っていれば、子どものほうから気持ちを届けてくれる瞬間に出会うことでしょう。

『「わが子」の気持ちが分からない!』(P192より)

長谷川 博一/著


『親と子の気持ちを結ぶ 魔法のしつけ』

子どもが何をしたかということに関係なく、無条件に子供が大事にされるかどうかによって、「基本的に好き」という姿勢が伝わります。

子供の気持ちが理解され、受け止められ(受容され)、満たされる(甘えられる)体験が積み重ねられることで、子どもは「好きだ」という親からのメッセージを受け取っているのです。

『親と子の気持ちを結ぶ 魔法のしつけ』より(P216)

長谷川 博一/著


『親と子の気持ちを結ぶ 魔法のしつけ』

しつけが行き届くということは、子どもが親の基準で動くようになったということです。

どんなに親の期待に応えることができても、子どもの心の中での「深い満足=自分好き」には結びつきません。

『親と子の気持ちを結ぶ 魔法のしつけ』より(p210)

長谷川 博一/著


『助けて!私は子どもを虐待したくない』

「かすれた声」は、わが子をうまく愛せない親たちのなかにもあることに気づいた。

虐待者を見る社会の目に映るものは、虐待をしてしまう親たちの深い心とはひどくかけ離れている。

そのため、彼らの「助けてください」のサインは見落とされてしまう。

『助けて!私は子どもを虐待したくない』より(p12)

長谷川 博一/著


子育てに悩むみなさんへ

子育て下手で悩むお母さんの心には、悲しみ嘆き、激怒している幼い子どもが息を殺して生きています。

口を閉じて待っていても、だれも助けに来てはくれません。

自分からその存在に気づいて、自分でいたわりの言葉をかけてやらなくてはなりません。

『お母さんはしつけをしないで(文庫版)』より(p230)

長谷川 博一/著