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子どもの気持ちを知ることができたら、その気持ちを加工することなく、そのまま親自身の心の箱にしまっておくことができるでしょうか。
先回りするように手助けや助言、注意をしたくなるのは、子どものことを信頼できていないからです。
そんな親なりの愛情からくる行為であっても、それは、子どもにとってはストレスとなり、自己防衛のために気持ちを隠したり、頑なな態度をとるしかなくなったのでしょうね。
「子どもの気持ちが分からない」という不安は、子どもの自己解決能力への信頼欠如がもたらすものです。そしてそれは、親自身の自信のなさが子どもの上に映し出されたものでもあります。
つまり、信頼してもらえなかった子ども時代にルーツをもつのです。
根深いものは、あれこれ悩むより、やってみること。心にカラの入れ物を用意して、サングラスを外して穏やかに寄り添っていれば、子どものほうから気持ちを届けてくれる瞬間に出会うことでしょう。
『「わが子」の気持ちが分からない!』(P192より)
長谷川 博一/著
文春オンラインにて、センター長(長谷川博一)の記事が掲載されています。下記URLからご覧いただけます。
https://bunshun.jp/list/author/615275c377656146ae010000
現在5つの記事があり、無料で読んでいただけます。それぞれの記事にテーマがあり、解離性同一性障害、自殺、殺人願望などについて書かれています。
より多くの方にご一読いただければ幸いです。
「娘が自殺したのは、私のせいなんです」母親の突然の告白に、公認心理師が気づいた“家族関係の歪み”
何かを止めたい、直したいと考えている人がいるとします。
「絶対に止めなきゃ」と圧力がかかった状態では、かえって脳は願った通りに働いてくれないものです。
むしろできない自分を責めるホルモンが分泌されるかも。
失敗しながら行きつ戻りつ進む足取りを「これでいいんだ」と認めてあげてほしいです。
長谷川博一(センター長)からのメッセージより
子ども時代に親から認められなかった原因を「自分の出来が悪かったから」と感じている人はいますか?
ほぼ確実に因果の方向は逆です。
親から認められなかったから、曖昧さを回避するために「自分の出来が悪い」と納得しようとしたんです。
だからあなたは今も過去も、どこも何も悪くないんですよね。
長谷川博一(センター長)からのメッセージより
自分がわからず、何の希望も見えず、ぐるぐると耐えている人は、誰かに「苦しい」と言いましょう。
生きているのがきつい、ラクになりたいと忍耐の人は、誰かに「死にたい」と言いましょう。
それを聴いた人の一部は、あなたの痛みを心の中に分ちもってくれるかもしれません。
一人だけでは闘わないで。
長谷川博一(センター長)からのメッセージより
長く深い心の闇に苦しんできた人が回復の軌道へと足を踏み出すと、必ずと言ってよいほど強い引き戻しの力に全身をすくわれます。
それまでの「当たり前」を書き変えようとするのですから。
知っていれば、引き戻しに遭っても飲み込まれなくてすむかもしれませんね。
回復と引き戻しの様子をクリニックで話すと、「双極ですね」「お薬出しましょうか」と言われがちですよね。
一人の「人間」の生き直しを症状にとらわれすぎず、大局的に見てもらいたいなと思うのです。まあ、心理職は医師の指示に従うというのが法の定めですが……。
長谷川博一(センター長)からのメッセージより
落ち込んでいいんだよ。失敗していいんだよ。
こころ休ませていいんだよ。
そんな自分を認めてあげていいんだよ。
長谷川博一(センター長)のメッセージより